Bat Boy the Musical 3月6日／東京楽
とてもとても素晴らしい舞台。胸がいっぱいになりました…。言葉がうまく出て来ません。思いっきり笑ったし、歌ったし、泣いたし…へなへなでした。客席もとても盛り上がってた。ほんとにやられました…。
以下、東京公演については、最後のレポです。やっぱり、ネタバレ危険でお願いします。
…さっきから少し書いては筆が止まり、の連続。ふだんにも増して、ひどいレポになりそうで、実は上げるのも気が引けてます…。あ、所々に、5日の記録も混ざってます。
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- 席は、後方センター近くです。この位置は初めて。舞台が自分に向かってる気分が味わえてなかなかおいしかったです。お顔が小さくしか見えないのはつらいけど（苦笑）。
- 昨日（5日マチネ）は３列目右サイド（実質２列目）でガン見状態だったのですが、開幕冒頭でエドガーが客席最前列前を駆け抜け舞台に飛び上がる時、何かがたんと凄い音が。その後保安官にパーカー家に連れてこられる場面、灯りがついたら、未來くんの左膝上にかぎ裂きみたいな傷痕があるのにドキっ*1。袖で止血スプレーをしたのか、周りが白っぽくなってます。でもどんどん血がにじみ出している。うわーどうしようってこっちがやたら焦っちゃいました。シェリーがモップでエドガーをつつくシーンで、シューちゃんもその傷に気がついたみたいで、途中でその傷を凝視し始め、メレディスに指差して教えようとするナイスな演技を入れておられました。
- ソワレでは大きな絆創膏が貼られてたその傷、今日は絆創膏も取れ、小さくなってて一安心。
- 杜さん、喉がかなり辛そうです。一度、発声を切り替えられたところで、全く声が飛んだ箇所がありました。同様のことが時々起こりながらも、最後までずーっと見事に美しく歌いきられたことにひたすら感動。
- A home for you. 歌の途中で、檻の中で怯えているエドガーに向かって、杜さんがとても優しくにっこり微笑まれたのを見て、泣きそうになりました。
- ☆☆お勉強シーン☆☆いつもブルーのクッションをぐりぐり振り回してるエドガー。今日は妙にクッションを顔の前で静止したままそれを凝視してるから何かと思ったら、クッションに穴が一つ！白い詰め物が顔をのぞかせてます。しばらく睨んだ後、エドガーはその白い詰め物、引っ張り出しちゃいました！（かわいいよ〜）。でも、ダメでしょ！と叱られて取り上げられちゃいます。おもちゃがなくなって、椅子の手すりをバンバン叩くエドガー。メレディスに「ははあ、遊ぶものがないんでしょ☆」ってからかわれちゃって…かわいすぎです。杜さん、最っ高にかわいいエドガーをいっぱい引き出してくださいます（歓喜）。あのクッション、昨日のエドガーは、両手で雑巾絞るみたいに思いっきりねじった後、片手を放しクリクリッと元に戻るのを嬉しそうに眺めて、さらにそれをバシバシ叩いて遊んでましたけれど、そのせいで壊れちゃったのですか？まあ、酷使し過ぎですよね（笑）。
- で、「こん、に、ちわー」が言えるようになったエドガーが、椅子の座面から足を下ろすようにたしなめられるシーン、今日は杜さん「足、下ろす…。下ろせるでしょ！」と言っておられました。それがプチ・ツボ☆ええ、私も知ってます彼が足下ろせること（笑）、ね。で、足を下ろしたら間髪を入れず「ほーら可愛い！これから可愛いのポーズはそれねっ☆」。顔の横でエドガーが指をピコンピコンと動かします。かわいいよ、かわいすぎだよ「可愛いのポーズ」。ほんと、杜さんのアドリブ、冴えまくってます。杜さんと一緒だと、エドガーがどんどんどんどん可愛くなる。大好き（涙）。
- パーカー先生、「乳首はやめろ！」。「乳首を噛むな」からのマイナーチェンジです。確かにここんとこ「乳首」が続いたもんね。次はどこ？って聞いて、あ、次はしばらく無いんだ…て（寂）。
- 未來さんの歌、今日はもうすべて素晴らしかったです…。声も伸びてて深みが合って、心がこもっていて…「ずっと、考えてーいたー、ぼーくは何者だーとー、まーどのそーとをなーがめなーがーらー…」。おへそです…。泣きました…。
- 福井さんの歌、もうね、素晴らしいの一言です。狂気を帯びはじめる心がしみ込んだ、殺気立つような歌いっぷりです。福井さんの顔が、一瞬赤い般若のように見えて、ズキンとしました。
- ハイタワー牧師、ノリノリです。客席も最初から手拍子する気満々だし、随分盛り上がりましたよね！おずおず姿を見せたエドガーくんも、登場までしばらくお預け食らって、仕方なく（？）コウモリ坊やバージョンの手拍子をしてました。なんだよそのかわいさは（笑）。
- Let me walk among you. すごい…。鳥肌が立ちました…。切ない。
- OK!OK! で喜びの絶頂のエドガー、A Joyful Noise（reprise）がカッコいい。ロックシンガーばりにステッキを抱え、「イェイ！イェイ！イェイ！イェイ！イェイェイェイェイ！」首と体全体でリズムとって、さすがダンサー、決まり過ぎです☆
- 「子犬の横に、いるのはエドガー」。そのお家のご近所に住みたいんですが…。
- チルドレン・チルドレン。大好きです。牧神＠結樺さんの歌声、本っ当に素敵。昨日（3/5）のソワレを一緒に見た普通にミュージカルや舞台ファンの友人が、結樺さんにぞっこん惚れて帰っていきました。動きも怪しいし（笑）。
- で、今日の森のエドガーは、牧神の怪しい動きに反応してましたね（笑）。ちょっとエッチ？（笑）。でもすぐに照れちゃってハンカチでせっせと汗を拭き、シェリーからほんの少し体をそらせて☆☆それがやけに可愛いんだ（笑）。そうそう、キリンさんに手がぶつかって「すみません」て謝ってましたね。
- 今日のキスは少し長かった？ドキドキ（照）。
- Apology to a Cow. この歌にどんどん凄みと悲しみが増してます。ドスを利かせ、吠えてうめくエドガー。理不尽に退路を断たれ追いつめられるエドガーの絶望が、とても伝わる歌です。未來さん、すごいですあなた、どんどんどんどん進化してます…。
- 偽悪的にことさら明るくパーカーを挑発するエドガー。すごいよ、すごいよ…。切なさにキリキリします。
- カテコ、楽しかったです。杜さんに促されて挨拶もしてくれました。話しながら後ずさるのも杜さんが止めてくれました。ラストのカテコ終了時だったかな？杜さんと福井さんが腕を組んで最後にはけていって、櫓の下でちょっとチュッ。杜さんが客席を振返って「あらあなた達見たぁ？」みたいないたずらっぽいお茶目な表情。ほんとうに杜さん素晴らしいです、さすがです、スターです。
いまの希望は歌詞を全部知りたい。ずっと歌を聴いていたい。可愛いエドガーをずっと見ていたい。魂打ち抜かれてます。
だめだ、限界。寝ます。
あ、最後に一言、お疲れさまでした！すてきな舞台をありがとう！富山・金沢でも、風邪など引かないように、元気で行ってらっしゃーい！
*1:いつが原因かの詳細は不明ですけど
