日本アカデミー賞授賞式、です

 書けるかなあ(苦笑)。
 あまりにかわいくってかっこよくっていろいろ考えさせられて、結果なんかはまあどっか飛んじゃってるんですけれど。

 BS日テレでは夕方から放映されていたそうなのですが、私は9時からの地上波でのみ視聴しました。かなりコンパクトに編集された番組になってます。番組冒頭から新人賞授賞式の録画が流れます。
 
 未來くんは、先頭から2番目を歩いてこられます。歩き方がシャープでなんか格好いいです。
 大きな舞台上を歩くのは、スタジオ内移動より未來さんにとって違和感無いのかもしれませんね。堂々としておられます。インタビューを受けて、いつもの「よくも悪くも」なんてフレーズを口にしておられました。横顔・・・、これは多言は無用ですね(笑)。


第二部開始。
 各部門の受賞者が助演女優・助演男優・主演女優・主演男優の順に壇上深い位置に登場です。ここでも未來くんはなんというか弾力のある歩き方で、すごく格好いいです。ふーん・・・。舞台上だとやっぱすごいんだ、って変な言い方だな(苦笑)。
 世界の中心で愛をさけぶの映像が各所で流れます。ちょっと公開版と違う絵が混じってませんでしたか?微妙に公開版の一歩前だったり一歩後だったりのショットが見えたような・・・。


 最優秀助演女優賞、まさみちゃん受賞!わーん泣いちゃったよ(涙)。かわいいなあ、頑張ったんだもんねえ。真っ赤なルージュがとっても可愛いです。
 まず受賞者全員が壇上で表彰されるんですが、まさみちゃんがインタビューされてる間中、未来くんはもうほんっとに嬉しそうにニコニコ破顔状態、隣りの行定監督とおしゃべりして、とてもとても楽しそうです。キラッキラです。バンビみたいです、生まれたてみたい(笑)。やめてよ、もう、ほんと(苦笑)。かわいいったらありゃしない。あなたいくつですか?指先がピンクで、なんなん、いったい(きれかけ)。

 そしてそして、まさみちゃんが最優秀賞に選ばれ壇上に上がり、涙こぼして受賞の挨拶をしてる時の、一連の未来くんの表情が、もう、ね、たまりません。微笑んでじっと優しく見守ってる感じで。ああ、こんな幸せそうな表情するのねぇ・・・。もうこれでいいや☆(なにがいいのかわかんないけど)、なんて思いました。


 間髪を入れず助演男優賞です。心臓に悪い。
 一人づつ名前を呼ばれ、スポットライトを浴びながら客席を立ち、舞台に向かって歩いて行かれます。これもまたカッコよくって・・・いやもう見惚れちゃいます。
 受賞者のインタビュー。みなさんのコメントいいですね、それぞれの個性が光ってます。少し斜に構えながらも、「たけしさんとの殴り合いシーンが迫力ある映像に完成していて嬉しかった」ってまっすぐ口にするオダジョーにも感動しました。
 未來くんは、訥々と受賞の喜びを語っておられましたが、行定監督のコメントに入ると、もう笑顔笑顔、100点だって言ってもらって、くしゃくしゃの顔で笑っておられます。ピッカピカだよ・・・。身体能力の高さと体全体で表現する力を評価され、面映そうに口を少しへの字にするのも、するする伸びる豆の木がまっすぐ天を指すみたいな清々しさでした(なんのこっちゃ、でもそんな感じなもんで汗)。
 でも、この生まれたてのバンビみたいな笑顔とシャープでカッコいい歩きっぷりとのギャップといったら・・・(笑)、いやはやかなりの破壊力でした。階段を全速力で7階*1まで駆け上がったみたいに消耗しました(苦笑)。
 最優秀賞はオダジョーさんに輝きました。その瞬間小さくうなずいておられましたね。・・・壇上で進行する受賞式を見つめながら、終始どことなく堅い表情だったのも、うんいいよそれで、なんて思ったり(笑)。少し悔しそうにも、見えたりして・・・(そうだよ、そうこなくっちゃ☆笑)と思ったり。

 佐藤浩市さんの言葉や、寺尾聡さんの受賞前後の挨拶、鈴木京香さんの挨拶、あれやこれやを聞いていて、だんだん胸がいっぱいになってきました。言葉少なだけれど永瀬さんの飾り気ない表情にも釘付けになりました。
 全霊を傾けて仕事をして来た人は、表情も言葉もそのまま人の心を打つんだなあ・・・。そんなのをジーンとなりつつ見つめつつ、そっかあ、ここには、華やかな世界とその裏側の七転八倒の戦いを乗り越えて作品を作って来た人たちが集まってるんだなあって思って。そんな中で、何度も名前を呼ばれライトを浴び、何度も壇上を歩くっていうのはどんな感じだろうかと、やけに集中して必死に想像してみたのでした(ちょっとバカです:笑)。
 いやあ到底想像できるもんじゃなかったです(笑)。でも、その場は相当重い磁場を有する空間であるのは間違いなさそうです。


 で、ちょっとまた思いました(以下、くどい話なので、少し躊躇しつつ・・・)。その場に繰り広げられる一種の反復のリズムに身を置いているうちに、そしてあんな(大多数の)素敵な受賞者の言葉に耳を傾けているうちに、その前には無かった新しいパッションが湧いてくるんじゃないだろうかって・・・。懸命に必死にその作品に取り組んだ人間であればあるほど、たぶん・・・。その場に入る前はとまどっていたとしても、え?ほんとに僕でいいの?って思ったとしても・・・静かに沸々と(てっぺんとりたい)なんて思いが動き出したり・・・(笑)。
 今回は別に取れても取れなくてもいいよね、って正直思ってたんですが、見てるうちに手に汗握って来たし、未來さんがもしも取ったらどうしようってドキドキしたし、別の人の名前が呼ばれたら少しばかり残念に思ったし*2・・・(苦笑)。でもでも、うん、そのうちきっとすごいことやってくれるさ!☆☆


 「場」て大きい力があるもんやなあ(突如関西弁で:照)。
 未來さん、熱い映画のスタッフの方達と再会し*3、「場」が降り注いだパッションにまた心を熱くして、今夜は過ごすんでしょかね。明日になればまた舞台にまっしぐらなんだろうけど(笑)。
 何書いてんのかようわからんことになってしもた。いたたたです。ともかくあの場でいろんな直率な表情を見せていた未來さんを見られてそれで十分過ぎ、つうかオーバフロー気味・・・。
 なんかヘトヘトになりましたわ。そうだ、言い忘れてる、未来くん、新人賞&助演男優賞受賞、おめでとう!!まっさん、最優秀助演女優賞、おめでとう!!

*1:いえオフィスが7階にあるもんで単に

*2:みんなすごく喜んだだろうな、まっさん、また泣いたかな、とか 笑

*3:同じテーブルに大沢さんもいてプチ感動