『Quick Japan』vol.87(2009,12)改めて

 目次ラインナップページから167ページに飛びます。
 ワイシャツ姿で腕を組んだ青年が、静かな眼差しで、こちらを真っ直ぐに見ています。
 最初、その姿を見た時、あれ?作家みたい……と思いました。なんというのかな、役者森山未來、には見えなかった。私の乏しい想像力はそれを、新進作家がインタビューを受けている、そんな印象に結びつけたのかもしれないんだけれど、中身を読んでなんとなくその答えがわかりました。つまり、このインタビューは、いつスタートやカットがかかるのかわからない、NHKのドキュメンタリー専門カメラマンが撮影する「その街のこども」の撮影現場で、「現場に入った時点で常に中田勇治でいよう」としていた、その時間の延長線上で行われたものだったということ……。
 この静かに腕を組んでいる見覚えのない青年は、設計士中田勇治だったんですね。

 その、未知の青年、神戸で震災を経験していて今は東京で設計士として働く中田勇治が、一昨年から去年の「未来は今」へ至る道程を、話し始める……。徐々に、中田勇治がモリヤマミライに融けていくような、そんなインタビューが始まります。

 

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「その街のこども」公式サイトオープン

 夜の7時くらいに、NHK大阪リエゾン被災人をのぞいた時には変化はなかったのに、寝る前にもう一度のぞいてみたらオープンしてました。
 サイトが開いてすぐに飛び込む二つの言葉に、まずいきなり心を揺さぶられます。
 この15年に、このこどもたちに起こった時間を、そのまま象徴?…暗示?……するような言葉です。

 http://www.nhk.or.jp/hisaito/sonomachi/
 
 心してその時を待とうと思います。

『Quick Japan』vol.87(2009,12)@公式ページ

 雑誌はまだこちらでは買えていませんが、公式サイトにコンテンツ頁が有って、特集トップページ目次ラインナップページが見られます。
 Yシャツを腕まくりした未來さんです。
 87号紹介「森山未來」 | クイック・ジャパン - QuickJapan
 夜が明けたら、買えるかしら……。

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 買えました。関西でも発売日の今日から棚に並んでいます。
 で,Quick Japanサイトに上がっているカラー写真は,特集のトップページではなかったです。巻頭の目次ラインナップページでした。
 記事は167頁から,白黒です。
 これから長時間デスマッチ会議なので,中身については後ほど…。