11/29マチネ【補遺】

 いま思い出したので遅ればせに追加します。マチネです。ソワレとはロジャーの歌詞が違ってたところ。
 臨終から戻ってきたミミ。マークが「未来もない、過去もない」と歌い始めます。そこでRyoheiロジャーが、ミミを抱きかかえたまま未來マークを振り返って、「ありがとう、君がここにいる」と歌いました。まるで語るように……。その声を聞いて、未來マークがRyoheiロジャーをチラリと見て、小さくにこりと笑ったんです。……Goobye loveからWhat you ownの流れで、ロジャーと自分のことばの双方にズタズタに切り裂かれて傷つくマークに、こちらもグサグサやられてしまった後だったので、マークのその小さな笑顔を見て泣きそうになりました。「一人じゃない。マークがいる」そうロジャーの、そして仲間のメッセージのような気がしました。でも考えてみたら、それは永遠に続く訳じゃない。時間は保証されない…。マークの笑みが、小さくそして少し寂しげだったのも、その心情の現れなのかも知れません…。
 あとで桐ちゃんに聞いてみたところ、最近はずっとそっちではなくもう一つのバージョン*1の方を歌ってたらしいので、昨日のマチネでそれを聞けたのは貴重だったのかも。確かにソワレでは「ありがとう」とは歌ってくれませんでした。Kくんの時はどうなんだろう…。
 昨日のRyoheiロジャーと未來マークの激しい応酬は、すさまじかったんですよね…。だので、ほんとに心にしみました。

 以上、補遺でした。
 
 補:いくつか、最初の記述に記憶違いが有ったので訂正しました(1:27.am)

*1:「生きるだけさ」だったっけ。→コメント欄で教えてもらいましたが「ここが終わりじゃない」だったようです!

日経トレンディネット

 逃避行動でぷらぷらさまよっていたらこんなのを発見です。
 先日の『DDD』(2009年1月号)、辻本知彦さんが『RENT』振付を語っておられたページ(p.102〜103)に小さく載っていた、Happy New Yearのワンシーンの写真も大きく見られます。

 →“犬生き”ぬるま湯人生で 「生きてて楽しい」って本当に思ってる? - 日経トレンディネット

 記事は、『RENT』パンフレットのライターもしておられた、おなじみ岩城京子さん。ただ、記事自体は、え?これ『RENT』の話しなの?って感じで始まります(笑)。慌てず2ページ目に進んでください♪キャストの人生経験についても触れておられます…。そうか、そうなんだ…。


 そういうと、『DDD』のこと全然書いてなかったなあ。(ルクスタもベストステージも書いてないけれど)
 辻本知彦さんとエリカさんとの縁、そして何より、「ダンス魂」に火を付けた森山未來という「憎い男」について、とても積極的な視点で評価してくださってるのが、むずむずとっても嬉しい! 昨日、ソワレ前にも熱く語り合ってたんだけれど、辻本さんが書いておられる、ミュージカルにおけるダンスの位置づけ、表現の中で踊るということについて、辻本さん、未來さんとすごく共鳴する部分がありそうです。まるで未來さんが語ったことばか?というような信念ある言葉が書かれていて、ちょっと気分が高揚してしまいました!
 未來さんにとっても、今回の辻本さんとの出会いは間違いなくとても大きかったはず!だって、昨日見たとき、未來さんの、ダンスシーン以外の身体の動きやリズム感、今まで彼が歌ったり演じているときには見たことのない、大きく鋭利な動きがあちこちに感じられて、それが辻本さんの踊りに通じるんじゃないか?と思わせられたからなんだけれど…。素人なのでわからないけれど。


 いつか、辻本さんと未來さんが、演劇とダンスを融合させたような未開拓の地平を切り開かれるところ、是非とも見てみたいです!!私が元気なうちに是非……なんて言いましたが、いや〜、きっともう目の前に迫ってるような気もするわ(笑)。なんといっても、モリヤマミライの邁進力はとてつもないから!

DDD (ダンスダンスダンス) 2009年 01月号 [雑誌]

DDD (ダンスダンスダンス) 2009年 01月号 [雑誌]