虹の千秋楽から今日に到るまで、なんだかとんでもない時空を超えたような感じがして、カレンダーを見たら、間にまだたったの一日しか挟まっていないことに気づいて、狐につままれたようで、比喩じゃなく目をパチクリさせてしまいました。千秋楽の後、飛び乗った新幹線は、いったいどこの銀河を経由したんだろう…。

HIBRID 3/25放送

 先週と同日の収録のようです。
 やはり時々音声は途切れますが、随分ましです。ただ、画像はやっぱり静止気味だなあ…。ダンスレッスン、「黄」の神髄を語っておられるのに悔しい。


 出演は、中川先生とKaoriさん&真弓さん。佐竹先生と未來さんは用事があるからと先に退出された様子です。帰り際に、お米のプレゼントを受けた佐竹先生、未來さんにお米を持たせて帰還されたとのこと(笑)。それがかなりの重さだったみたいですね*1。荷物持ちを従えて颯爽と帰られる佐竹先生の姿、是非見たかった〜。


 冒頭は、そんな調子でいなくなった二人の話。佐竹先生が、未來さんを大事にしてる、なんて話題も出てました。うん、確かに先週の放送分からそれはヒシヒシと伝わって来たもん*2。その大事な弟子が、顔が隠れそうに大きな米袋かついで師匠の後ろを歩いてるの、微笑ましい…。あ、米袋に反応し過ぎ?だって可愛いじゃない♪
 普段と打って変わって、飲んでも端然と語り続けた佐竹先生への賛辞、佐竹先生頑張った☆ってーーというか、普段どんだけ飲んでべろべろやねん、という話ですけどね(笑)。
 未來さんの目がきれいだ、とお二人が口を揃えて言っておられるのが印象的。いくら口までぐるぐる巻物で隠しても、目が出てたらバレるでしょー、みたいな発言も。同感同感♪ で、真弓さん、欲望に忠実すぎです(笑)
 収録前、佐竹&未來&中川で、南森町の商店街でおそばを食べたとのこと。店長さんびっくりしはったやろなあ。うわっ、変なん入って来た!って♪ あ、褒めてますよん。
 公演期間中のホテルの話や、毎回の打ち上げで食べたもんの話やら、普段のゆるーいトークが続いて、何だかほっこりします。またまた、舞台上から見た客席の話が出てます。8〜10列目あたりがぎりぎり限界*3って、うーん、そんなとこまで見えるんですか…(汗)。気をつけよう(苦笑)。


 待望のダンスレッスン、前回に引き続き、黄のおさらいです☆
 鋲を踏んづける時の、細かい演技のツボの種明かしなんかもあるんだよ! いやあ、中川先生、役者です。ずーっとぼーっとしてる中にいろいろ「気づく」表情を入れないといけないし、黄の人と白い人の関係性が他の色と違うことなんかも、さりげなーく語っておられます。うん、それは思ってました☆ またその「ぼーっ」とした表情を真似ながらレッスンに励むKaoriさんが可愛いんだ♪


 L・O・V・Eの人型、というか人体アルファベットの解説もチラリとサービス。「E」の形、かわいいなあ。それを見ながら、ついつい、あの時の皆さんのふに〜〜っていう笑顔が浮かんできます(笑)。あの顔をしたまま踊るって大変だろうなあ、いや、ほんと。皆さん、役者だわ〜〜。


 ともかく、「黄」の振付け教えてる中川先生、本当に楽しそうなんです。もうず〜〜っっと笑いっぱなし。あんなに笑いこけてる中川先生、初めて見た感じがする(嬉)。子供っぽくって可愛いし、すごく幸せそうだわ。楽しいんだろうなあ、黄を踊るの…。
 ほんまに、「黄」への愛に満ち満ちた、ダンスレッスンでした。あ、私は一回ではとてもマスターできません。もう、その辺、諦めてます(苦笑)。

 
 で、結論、「黄」は深い!同感です。

*1:未來さんのけぞってたとか:笑

*2:そうそう、もう先週の放送分、ライブラリに追加されてますね☆今回、えらく仕事が速いな☆ありがたいです。

*3:新神戸オリエンタル劇場

虹を見て

 きっと彼は、新しい未来への毎日を駆け出しているんだと思うのですが、彼から多くの光を与えられた者にとって、その光は「経験」そのものです。
 だから、彼の日常とは随分ずれるけれど、その「経験」をちゃんと心に納める作業をしたい。この週末の時間を使って、自分が何を見たのかを書いておこうと思います。まだ、全然形とってないけれど(笑)、書いているうちに何かが見えてくるといいな。


 で、昨日、録画してあった「アンフェア」をつらつら見てふと思ったこと。
 

 このドラマが始まった1月の中旬。私たちは『Bat Boy』の幕開けにドキドキし、新生エドガーに翻弄され心揺さぶらていたんでした。そして、このドラマが終わる時には、『Over the Rainbow』がクライマックスを迎え…。


 つまり、ドラマがたったワンクールを終える間に、この、森山未來という21歳の青年は、なんと2つの舞台を創り上げ、全力で演じて歌い、光のように舞い、私たちを感動の渦で包んだんですよね。特に『Over the Rainbow』は、この時間の中で、本当に無に近い状態から一つづつ構想し一つづつ紡ぎ上げ、そして新しい命を生み出した。もちろん、彼一人でそれをやれる訳はなく、カンパニーの方々と共に議論し汗を流し闘って喜びと苦しみを分かち合い、「おおきな木」さながらの先生方から光の色を与えられ、それを集めて…見事な七色の虹に結実させた。その作業量もまた膨大なものでしょう。さらに、すべてのダンスシーンをマスターし、あの高いレベルのダンスを安定して観客に見せ続ける為に、踊って踊って踊らねばならない。
 それって、シンプルに、ホントにとんでもなくすごいことではないでしょうか…。
 

 もちろんいろんな葛藤もあったに違いないけれど、この3ヶ月と言う時間、情熱を途切れさせることなく、信じる自分のイメージに邁進し続けて、観る者に息も止まるような感動を与えてくれたこの21歳に、私はいま、無条件にブラボーッて叫びたい気分です。すごいよ、君は!


 そんな、微妙にカレンダーを意識した、3月25日。いいお天気です。