2月に入ってしまった。
 仙台は天国でした。寒かったけれど充実してた。懐かしい、再演エドガー千秋楽の仙台市民会館も写真に収めてきました。あの時は、ソワレだったので建物外観をきちんと見ることができなかったもんなあ……。時間ができたら写真などアップしてみます♪

仙台市民会館再訪…ってほどじゃないけれど

 先週、仕事で仙台に行ってきました。最終日、少し時間ができたので、市内をぶらぶらと歩き回ったのですが、偶然、あの仙台市民会館の前を通りかかりました。そう、再演エドガーの大千秋楽の土地です。ちょうど、5年前、2006年2月1日の夜でした。ソワレだったので昼から移動して夜に現地到着。建物を明るい日の光のもとで見たのは初めてだったけれど、外観の雰囲気や町並みに落とすシルエットなど、まざまざとよみがえったのは何だか不思議なような懐かしいような……。あの日の可愛らしくも滑稽で悲しく美しく健気なエドガー、5年前には、確かにここにいたんだよなあと思うと、妙に感無量です。
 あの時の日記を改めて読み返してみたら、ものすごく興奮してて感情的になっていて、むちゃくちゃ恥ずかしい……(苦笑)。でも、エドガーはホントにこちらの魂を根こそぎかっ攫うような、とんでもない存在だったもんなあ……。あの市民会館を前に、いまのモリヤマミライを思って、改めて、あれから5年かあ…、なーんてつぶやいてみたりしたのでした(苦笑)。
 

NHK「芸術劇場」「ミッドナイトステージ館」

 今朝、朝日新聞朝刊「文化欄」でこの記事を読み、え?え?!と釈然としない思いにモヤモヤしていたのでした。
 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201102010105.html
 夜になってツイッター等でのリアルタイム動向を見てみたところ、我々の声を届ける余地もまだ有るの?かな?……もしもそうなら、何とか声を聞いてもらえないでしょうか、NHKさん!
 芸術劇場では、カフカ「変身」はもちろんのこと、「女殺油地獄」や「白浪五人男」(青砥稿花紅彩画)も、舞台真っ最中(「五右衛門ロック」)もしくは終了間もなく(「ネジと紙幣」)に放送され、ほんっとに世界が広がったし楽しかったのでした……。今月も倉持さんの『現代能楽集V』やパルコ・プロデュース『斎藤幸子』などが放送予定になってて、楽しみにしているのになあ。
 番組自体は維持される予定のBS-hi「プレミアムシアター」も、今後は、基本的に日本国内上演の舞台は扱わず、海外の舞台のみを放送するとのこと…。こちらも、今月なら『音楽劇 一条ゆかり原作「プライド」』『蜷川幸雄冬物語」』などの放送が予定されてる枠です。映画だったけれど、プッチーニオペラ「ラ・ボエーム」を、未來マークの「RENT」真っ最中に放送してくれたのもこの枠でした。ああ、それをどうして国外限定に……(涙)。日本の演劇を取り上げないというのは、なぜ?どうしてなの??単純に、ものすごく不思議です。そりゃ、実際に舞台を見に行くのが一番だけれど、東京以外のエリアに住んでいたら、それは本当に難しい。大阪はまだ恵まれてはいるけれど、通常の舞台は、土日数公演、もしくは平日1〜2公演が関の山。行きたくても日程が合わなくて涙を飲むこともしばしばです。
 そんな一旦閉じた舞台の扉を開けてくれる、NHK舞台芸術関連の番組たちは、とてもとても有り難い存在です。
 下は、桐ちゃんちが上げてくれていたNHKご意見箱の窓口です。ともかく私たちの声に耳を傾けてもらえないものでしょうか……。
 みなさまの声にお応えします